農業に興味を持ち、サラリーマンから農家へ転職する方、転職したいと思っている方が増えていると思います。
私も脱サラして農家へ転職した1人です。
いきなり農家へ転職するのは危険です。
段階を踏んで農家への転職を考えていきましょう。
新規就農するなら補助金活用、露地栽培、設備付きの畑を借りることをオススメします。
新規就農するなら補助金活用がオススメ
いきなり会社員から農家への転職はオススメできません。
本を読んだ。
ネットで勉強した。
YouTubeなどの動画を見た。
自分なりに農業の知識を得る方法はたくさんあります。
しかし、実践がない状態で農業を始めると多くの確率で失敗するでしょう。
想像とは違う事が現場ではたくさん起きます。
実際やってみると想像とは違った。
そうなってからでは遅いです。
1度農業にしっかり触れてみましょう。
補助金活用がオススメと書きましたがどんな補助金がオススメか説明します。
・農業次世代人材投資資金
旧青年就農給付金
準備型で最長2年
経営開始型で最長5年
1年に150万円が国から支給されます。
準備型とは？
準備型とは以下の事を満たすと支給されます。
・独立
・法人での就農
・親元就農の場合は研修終了5年以内に経営を継承する
・1年以上1200時間の研修を行う
ただし生活保護などを受給している方は対象外になります。
国が定める規約に違反すると返還の対象になるので受給を開始する前にしっかり覚えておくと良いです。
経営開始型とは？
新規就農者に最長5年、年間150万円を支給します。
条件
・50歳未満の新規就農者
・独立、自営就農である事
・生活保護などを受給していない事
経営開始型は農業経営を辞めると返還の対象になります。
適正な就農を行なっていないと市町村が判断すると支給が停止になります。
所得が350万円を超えると支給が停止になるので、機械などの設備投資、軽トラ、軽ワゴンなどの購入、作業道具の購入、小屋の建設などに使いしっかり補助金を貰うことをオススメします。
この5年の間に設備、機械、道具、軽トラ、軽ワゴンなどを全て揃える事をオススメします。
詳しくは農業次世代人材投資資金と検索すると詳しい内容を見る事ができます。
新規就農するなら露地栽培がオススメ
露地栽培がオススメな理由は
・設備投資がほとんどない
・多額の初期投資がない
・無借金経営でスタートできる
・補助金で設備や道具を購入できる
1年目は上手く育てられない可能性もあります。
いきなり多額の投資をして借金をしてしまうとメンタル的にも良くないので、無借金経営をオススメします。
実際に農業経験なしにハウスなどを建て、多額の借金を背負いながらスタートした新規就農者が、上手く作物を育てられずにものすごく苦労しているのを見ているためです。
まとめ
自分のため、子供のため、家族のために脱サラして新規就農を考える方もたくさんいらっしゃると思います。
いきなりの農家への転職は避けて、段階を踏んで農家への転職を考えていきましょう。
私は補助金活用の新規就農、無借金経営をオススメします。
農家へ転職してみたい、農家へ転職して良かったと思う方が増えていく事を願っています。
新規就農を考えている方に少しでも役に立ててもらえれば嬉しいです。
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