農業を始めたいと思ったら絶対に必要なのが農地、畑です。
畑がなければ作物を育てることができません。
実際に良い畑と悪い畑があります。
実際の私の経験を元に、良い畑を借りる方法について書いていきます。
良い畑とは?
私が思う良い畑の条件は
・水はけが良い
・石などが多くない畑
この2点です。
畑は土が命と言われます。
良い土は自分の手で作れるので、最初の状態が大事になります。
最高の条件はハウスや小屋などの設備付きの畑です。
悪い畑とは?
・何年も使っていないような畑
とにかく土がガチガチに固くなっている場合が多いです。
草や植物が生え放題の荒れた畑です。
・昔田んぼだった畑
周りも田んぼだった可能性があり、水はけが悪い場合が多いです。
・周りが田んぼで囲まれている場所にある畑
水はけが悪い可能性が高いです。
周りが田んぼの場合、消毒などする際にめちゃくちゃ気を使うのでメンタル的にもオススメできません。
・周りに家がある場所にある畑
こちらも消毒や草刈りなどをする時にめちゃくちゃ気を使うのでメンタル的にもオススメできません。
最悪、トラブルに発展します。
人によりますが
・消毒が風で飛んで家にかかった
・消毒が車にかかった
・消毒が家庭菜園にかかった
・消毒や草刈りの音がうるさい
などと文句を言う方も実際にいます。
その対応で時間がかかります。
消毒がかからないように、ネットを設置したり機械でやる消毒を手散布にしたり対策を考える時間や実行する時間、話し合いの時間など本来しなくても良い作業が増えます。
そして1回揉めるとその畑に行きたくなくなります。
私はそのような事を経験しました。
その年に畑を返しました。
それ以来誰も使っていません。
本当にメンタルがやられます。
ハウス付きなど、相当条件が良い場所でない限り、家のそばや住宅街にある畑は借りない方が良いと思います。
・石がゴロゴロあるような畑
手の施しようがないです。
良い畑を借りる方法
・農家に直接貸してもらう
・農家に畑を紹介してもらう
この2点です。
残念ながら市で扱っている畑はもちろん良い畑ありますが、それ以上に手入れもされていない放置されて荒れ果てた悪い畑も多いのが現実です。
実際に畑を見てみると、何年も使っていない土がガチガチに固まっている畑も多いです。
どうやって農家に紹介してもらえる?
・周りの農家と交流をする
行事などに積極的に参加して顔を覚えてもらうことが1番です。
そこから師匠と呼べるような相談などもできる人が見つかる場合もあります。
そして周りの農家に君は頑張っているなぁと思ってもらうしかないです。
農家は自分の畑をやる気のある、頑張っている人に畑を貸したいのは当然です。
あまり人と喋るのが苦手な場合は、畑を徹底的に綺麗に管理する事をオススメします。
まずは常に草刈りをして誰が見ても綺麗だと分かる畑にする。
そうすると自分が畑を貸しても大切に使ってもらえるんじゃないかと思われる可能性があるからです。
実際に私は農家の紹介でハウス付きの畑を借りています。
自分でハウスを建てていないので無借金経営ができています。
まとめ
新規就農してすぐに良い畑を借りる事は難しいかもしれません。
農家から紹介される畑は良い畑の可能性が高いです。
農家は信頼できる農家に畑を貸したいからです。
新規就農者にはハードルが高そうに見えますが、日々の積み重ねが周りにも伝わるのは事実です。
良い畑を借りて収入アップを目指していきましょう。
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