農家に転職した理由を書きます。
・子供との時間をたくさん取りたい
・子供の行事に100%参加したい
・父が仕事で忙しく休みなく働いているのを見て疑問に感じたため
・男性社員で育児休暇を取ったら周りに凄く批判された(転職への決意)
まだありますが、特にこの思いがあり農家へ転職をしました。
1番は子供のことです。
自分の父は1000人以上従業員が働いている会社の役員です。
土曜日は出勤、日曜日は自主的に半日出勤、海外工場への出張で1ヶ月以上家をあけることもよくあり、家でも図面を広げながらPC作業をしていてあまり構ってもらえず、声をかけにくい雰囲気がありました。
子供ながらに寂しかった思い出があります。
父の事は好きで尊敬はしていましたが、自分は絶対になりたくない父親像でした。
それでもなんとなく安定を求め、自分も会社員になり、出張などに行き会社の指示通りに動いていました。
出張では1週間以上家を開けていたので、小さい子供を残して出張に行くのには寂しさしかありませんでした。
奥さんへの育児の負担も大変だと思うようになりました。
このままでは自分の父までとは言わないが、子供と奥さんと過ごす時間が少なくなってしまう。
今自分のいる職場は転勤のある職場、いつ自分が転勤を命じられるかビクビクして過ごしていました。
自分にも子供ができて将来をよく考えるようになった時にこのままでいいのか、納得いく人生が送れるのかと悩むようになりました。
子供との時間を大切にしたい。
この思いが農家への転職となりました。
農家になってから子供との時間を多く取れるようになり、子供の行事にも全て参加できているのでとても満足しています。
会社員時代は、有給を毎年数十日貰うのですが有給を使いづらい雰囲気があり有給はただ消えていくものでした。
有給を先輩が使わないので後輩は絶対に使えないような雰囲気があり、会社で有給買い取りもなくただただ会社の言われるがまま会社に貢献していました。
育児休暇を取った時は周りに
「男で育休取ったの初めて見た」
「よく仕事投げ出して休めるね」
これ以外にもさまざまなことを言われました。
このことが会社員としている自分への疑問が大きくなり、転職への決意となりました。
会社員時代は、時間に縛られるストレスもありました。
いつ自分が死ぬか分からない、時間と言う全人類に平等に与えられたものをどう使って死ぬまで過ごすかを考えた時に会社員と言う選択肢はなくなっていきました。
そして農家に転職するための行動が始まりました。
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